新しい年の始まり、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
街の中にクリスマスの名残はもう見られませんが、教会や修道院では、「主の公現の祭日」までは馬小屋もクリスマスツリーもそのまま飾っておく習慣があります。日本の伝統的な風習に慣れた目で見ると、お正月を過ぎてもまだクリスマスの飾りがあるのは、ちょっと不思議に映るかもしれませんね。12月25日にその誕生を祝ったイエス・キリストの「公現」すなわち人々(東方三博士)の前に初めて姿を現したことを記念する祭日で、今年は1月8日がその日にあたります。教会の暦ではこの日までがクリスマス期間になるのです。
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