
1878年5月28日、3人のスールを乗せた船が、函館の港に到着しました。シャルトル聖パウロ修道女会の日本における活動はここから始まり、今年は日本管区発足140年を記念する年となりました。
過ぎし日々への感謝と、未来への希望をバトンにして、全支部で1年かけて「祈りのリレー」をつなぎます。盛岡修道院では聖母月に合わせて、学園の生徒・関係者や教会、地域の方々に呼びかけてロザリオの祈りを捧げました。
140年という年月のうちには、本当に多くの方々のお祈りと援助を通して神様の導きがありました。集まってくださった方々と祈る時間は、修道院がスールたちだけのものではないことに気づくひとときでもありました。
これからも、人とのつながりと小さな歩みを大切にしてきた先人のスールたちに倣いながら、私たち一人ひとりが神様の働き手として、日本管区の新たな歴史を刻むことができますように。
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