
4つの支部共同体から12名の参加者が合流し、10月6~7日に1泊2日の巡礼の旅が行われた。1日目、私たちが最初に訪れたのは「外人墓地」。ここには、日本における創立者の一人であるマ・スールマリ オネジムと、他に8人のスールが埋葬されている。先人の姉妹方がこの地上で生きてきたということを後続の私たちに思い起こさせてくれる。皆で祈りをとなえた後、上陸の地(函館港)、揺籃の地である元町へ、そして元町カトリック教会へと向かう。当時の面影を残すこの教会でゆっくり祈る。最初のマスール方がここで主と向かい祈っていらっしゃったお姿を想像すると、140年という時空が一瞬消え去り、マスール方のすぐそばに自分も居るように思えた。2日目はトラピスト修道院の聖リタ当別教会でミサに与る。山の手修道院でも聖堂でみことばの祭儀を行い、コミュノテの姉妹たちからは心のこもった温かいもてなしをいただいた。いろいろな所ですばらしい出会いもあった。巡礼を通して、全員が深い喜びの内にどれほど主に感謝を申しあげたかは言わずもがな。神はとこしえに賛美されますように! アーメン。
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