作成日 : 15-08-26 11:51
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管理者
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あるご高齢の方が、「ああ、背中が曲がってしまって・・・!」と自らを嘆いておりました。
とても悲しい響きがありました。
背中や腰が曲がっていくと、どうしても視線が下向きになったり、
肺や胃への圧迫で息切れや胸焼けを起こしやすくなったりします。
見た目も「年寄り」感が強くなって、人によっては「なんで!?」と認めたくないのでしょう。
嘆きにはいろいろな苦しみや思いが詰まっているのです。
思わず、その方に言いました。
「背骨が曲がっても、根性が曲がってなければいいのよ。」
神様だけではなく、心の瞳で見る人は、外見で決め付けることはありません。
「杯の内側をきれいにしなさい。そうすれば、外側もきれいになります。」(マタイ23:26)
ちなみにその方は、専門家によるリハビリや体操に通い始めました。
また、引きこもらずに、周りの方々のために出来る事を積極的になさっています。
背中が曲がっていても、快活さが戻ってきた事をうれしく思っています。
快活さは、内面からの輝きですから。(MR)
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