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白百合学園

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作成日 : 15-09-28 15:36
マリ・アンヌ・ドゥ・ティイの命日に思う・・・
 作成者 : 管理者
照会 : 5,019  
人は、試練に遭うときにその本性があらわにされると思います。
試練の中では誤魔化しがきかないからです。
9月28日は、試練の中で愛を貫いた人々の姿を見たいと思います。

9月28日、教会では1633年から1637年にかけて長崎で殉教した「聖トマス西と15殉教者」の記念日を祝います。
また、この日、私たちシャルトル聖パウロ修道女会のスールたちは、
1703年9月28日に帰天した会の共同創立者、メール・マリ・アンヌ・ドゥ・ティイの命日を記念して祈りを捧げます。

「聖トマス西と15殉教者」の中に、フィリピン人最初の聖人となるロレンソ・ルイスという信徒がおります。
彼は、「ともに刑を受けた神父たちと励まし合い、聖歌・賛美歌を歌い、祈りながら、神のみもとに旅立った」とあります。
メール・マリ・アンヌの旅立ちのときにも、ルイ・ショーヴェ神父様や修道姉妹たちと賛美歌を歌い、
祈り合う姿があったのだと想像しています。
マリ・アンヌをお呼びになったショーヴェ神父様は、村人から「太陽の友」「音楽の友」と呼ばれていたそうですから、
神父様にご指導を受けていたスールたちの生活には、きっと賛美歌と祈りが溢れていたと思うのです。

経済的にきわめて貧しい生活を送りながらも、時には無理解や哄笑にあっても、
賛美歌を共に歌い、共に祈りあい、
愛のミッションに邁進し、快活さを失わない、その魅力。

次々に仲間に加わろうと若き女性たちが集まり、教区民が協力を惜しまなかったのも分かる気がします。

地域の皆が賛美歌を共に歌い、共に祈りあい、支えあう姿が目に浮かびます。

メール・マリ・アンヌが神のみもとに旅立っても、皆は心の中のマリ・アンヌと共に歌い、祈り、
愛のミッションに生きていくのです。

神の愛に生きる人々は、闇の中の光です。
孤独な人の仲間であり、絶望に陥っている人々に希望をもつチャンスをもたらし、
闇の中の光であり続けます。
そこに、賛美歌と祈りが溢れる生活があります。

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