2016年5月14日と16日に熊本・大分地方を中心に襲った大震災から1ヶ月以上がたちました。
この間に1,500回を超える地震が続いており、日常生活の中で、地震で揺れているのか、揺れている感じがしているだけなのか区別がつかないという体験も続いています。
1900(明治33)年5月13日、パリ宣教会のコール神父様から迎えられて最初の3人のスールが八代に参りました。
その年の12月に出来た修道院は現存しており、2000年には「シャルトル聖パウロ修道院記念館」として登録有形文化財(建造物)の指定を受けました。
築116年目にしての今回の大地震で、建物の内外に大きな亀裂が入りましたが、瓦が一つも落ちませんでした。
今の修道院も破損している箇所はありますが、居住しても大丈夫です。
皆様のお祈りとお励ましのおかげです。
八代修道院スールたちは、「もうこれ以上、どこの誰もが被害を受けるような震災が起きませんように!」と祈っております。今回で大きな震災を経験したのが3度目というスールもおります。国内だけではなく海外でも大きな震災が起きています。
マリア様の母ごころにすがりながら、すべての人びとの一日も早い安心と、世の中の安寧を祈っております。
|