
今日は使徒聖ペトロ・聖パウロの祭日です。
このお二人は、教会を支える2本の柱、と言われています。
今朝のごミサで、神父様が「月足らずで生まれたようなわたし」と自分を表現したパウロについて話してくださいました。
パウロは、自分を偉大な使徒と思っていません。
神の恵みによって使徒としての自分があるのだと言っています。(コリントの信徒への手紙1 15:3~10参照)
キリスト教徒を迫害していた自分が、突然、主イエスとの出会いを通して回心し、同時に異邦人の使徒として派遣されます。
人間的に見れば、他の使徒たちのように何年も主と一緒に過ごす期間はありませんでしたから、準備がかなり必要であると思われる状況にありました。
人のタイミングというものがあります。
一つの事を始めるために準備をし、これで大丈夫と思ったときに人は始めるものです。
しかし、まだ十分な準備が出来ていないと思われるときに、「今だ、行きなさい。」「今、やりなさい」と神様から促されることがあります。
これは神様のタイミングと言えます。
不安になるかもしれませんが、主がどのようなときにも共にいてくださるのです。
どこにおいても、誰かのために、神様のタイミングですぐに動ける使徒として私たちは派遣されています。
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