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シャルトル聖パウロ修道女会

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八代修道院

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八代修道院

1600年代のキリシタン迫害の時代、子どもを含む家族などの11名が殉教した八代の地にシャルトル聖パウロ修道女会が招かれました。1900年(明治33年)5月13日にSrウラリ、Srアンジェル、そして邦人最初の会員Srマリジョゼフ小磯エイの3人が派遣されたのでした。Srウラリは医師であとの2人は看護婦で、まず施療活動から始められ、「博愛医院」が開設されました。そして、身寄りのない子どもたちを引き取って育てたのが、現在の児童養護施設「八代ナザレ園」へと引き継がれ、2歳から18歳までの男女50名が生活を共にしています。

八代にやってきて9年後の1909年(明治42年)に、「八代技芸女学校」が開校したのでした。大正時代に「八代成美高等女学校」と改名し、さらに第二次世界大戦後に「八代白百合学園」として現在に至っています。そして、2009年に学校創立100周年記念事業として、老朽化した通町校舎から、井上町に幼稚園と高等学校が移転しました。そこで、専任や非常勤講師として宗教などの授業を担当して生徒とともに過ごしています。また、修道院は通町に残り教会の近くにあって、卒業生の聖書の講座や手芸クラブを担当したり、病人のお見舞い、典礼や清掃などに信徒の方々と共に奉仕しています。

宗教の授業
宗教の授業

祈りのつどい、ルルドの前で
祈りのつどい、ルルドの前で

シャルトル聖パウロ修道女会